ハワイでの10日間にわたる、2019年度管理栄養海外フィールドワークが、無事に終了しました。
2月26日の朝ホテルを出発し、ホノルル空港から成田空港経由で終着地の広島駅に到着した時には、日付がかわって2月27日の夜8時半。長旅の疲れもあったと思いますが、体調を崩すこともなく、どの学生も充実した笑顔で戻ってきました。
引率教員 妻木先生より
今年は2年生4名、1年生2名の6名のメンバーが参加しました。この数年の中では人数が少なかったのですが、6人の結束が強く、先輩と後輩がお互い気にかけながら研修を進めていたように思います。ハワイ大学、高齢者施設、中学校、スーパーマーケットなどでの研修のほか、ビーチ、プールなど「よく学び、よく遊べ」という言葉が合うような、研修でした。
研修には、病院での栄養管理や管理栄養士の役割、食品表示、離乳食、グルテンフリー食、フードロスなど、各自がテーマを持って臨みました。2年生は、ハードな授業スケジュールの中でも時間を作っては研修に向けての準備をしていました。1年生は、まだまだ知識が十分でない中でも、自分で興味があることを調べたり、研修中にも積極的に質問したりと、必死でついていこうとする姿勢が見られました。ハリス教会での七夕劇や賛美歌の披露では、何度も集まって練習をしており、本番では皆さんに喜んでいただくことができました。
今回の研修では多くの知識としての学びがありましたが、何よりもハワイの方々(ハリス教会の方、研修先の先生方、コーディネートの方、広島女学院同窓会の方)の優しさにたくさん触れ、得難い経験をすることができました。また、学生が皆さんの優しさを素直に受け入れ、感謝の気持ちを持つことができたことも嬉しかったです。私はこの6名を誇りに思います。この気持ちを大切に、同じように人に優しくする心を持ち、ますます成長することを楽しみにしています。
最後になりましたが、本フィールドワークを支えて下さった広島女学院大学の教職員の皆様、研修を受け入れて下さった皆様、英語のご指導を下さいましたWilson先生、Hougham先生、担当教員の市川先生、土谷先生、そして誰よりもお嬢様の無事を祈り、快くフィールドワークに送り出して下さった保護者の皆様に深く感謝申し上げます。
引率教員 妻木 陽子
本フィールドワークを振り返って、学生たちが感想を寄せてくれました。この研修が学生たちにとってどれほど有意義で人々の温かさに満ちたものであったか、皆さまと共有させて頂きたいと思います。この研修をきっかけに、今後さらに学生たちが活躍してくれることを願っています。
▶2019管理栄養海外FW-感想文.pdf
管理栄養学科:市川、土谷
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広島女学院同窓会との茶話会と美術館見学
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