管理栄養学科食育サークルは、大学のある牛田地区において、2月に料理教室を2回開催しました。
牛田本町5丁目集会所「簡単︕袋調理レシピ」 2月23日開催
災害に備えて、備蓄しておきたい食品とその活用法を「袋調理」を用いて紹介しました。「袋調理」とは、ポリ袋の中に食材と調味料を入れて、沸騰したお湯で茹でるだけの調理法です。ライフラインが遮断した場合でも、水とカセットコンロがあれば、備蓄品を美味しく調理することができます。また、沸騰させたお湯は別の用途に使用でき、調理器具の洗浄も不要です。
当日のメニューは、炊き込みご飯、和風オムレツ、小松菜とさきいかの和え物、あずき寒天でした。栄養のバランスを考えて、主食、主菜、副菜が揃えられるように、備蓄食品を準備することも紹介しました。
出来上がった料理を参加者の皆さんに試食していただきました。
すべての料理が好評で大変喜んでいただくことができました。
早稲田公民館「生鮮三品 ひろしまそだちクッキング教室~ローリングストック法を応用しよう~」 2月28日開催
ひろしまそだちなどの地元食材を活用し、災害に備えて備蓄している食品を美味しく食べられるレシピを紹介しました。備蓄している食品は普段から使用し、使った分だけ新しく買い足して、常に一定量の備蓄をしておくことが大切です。このローリングストック術を身に付けることで、いざという時にも、備蓄品を上手に活用できます。教室ではローリングストック術をご家庭に取り入れていただけるよう、ポイントを紹介しました。
当日のメニューは、鮭のちらし寿司、高野豆腐の彩り豚肉巻き、鯛のサクサク焼き、小松菜とさきいかの和え物、あずき寒天でした。あずき寒天はポリ袋で調理しました。
参加者の皆さんと一緒に調理を行いました。調理をしながら、大学の授業のことや今後の就職活動などの話をして、会話にも花が咲きました。
地域での食育活動では、地域の皆さんから直接お話を伺ったり、サークルの活動を紹介したりできる貴重な機会です。今後も食を通した交流を続けていきたいと思っています。
ご参加いただきました地域の皆様、ありがとうございました。