昆虫を守るための田んぼづくり~餅つきボランティア~
地域での活動
11月24日(土)に、管理栄養学科1年生の9名が小学生の子供たち約20名とお餅つきをしました。この活動は、「昆虫を守るための田んぼづくり」の一環で、5月に田植えをして育ったお米を使用しました。
餅つきというと杵と臼を使いますが、今回は、地域に伝わる「足踏み式餅つき機」を初めて体験しました。
ついたお餅で学生が雑煮を提供し、その後はお餅を火鉢で焼いて頂きました。雑煮の具材は、大根、にんじん、水菜、かまぼこです。吸い口としてゆずをあしらい、にんじんは梅の形にしてみました。
米や食文化について学んでもらうため、子供たちがお餅を食べている間に食育クイズを行いました。友達同士でクイズの正解数を競う子供たち、相談しながらクイズに答える子供たちと様々でしたが、みんな楽しそうにクイズに参加し、学生にとっても充実した時間を過ごすことができました。
今年は7月の豪雨や台風等の天災に見舞われ、稲の生育を心配する日が多くありましたが、5月に子供たちと一緒に植えた小さな稲が、無事大きく成長し穂をつけ米になり、こうしてお餅をいただくことができました。今回の活動を通して、「いただきます」の感謝の気持ちは忘れてはいけないことに、改めて気づかされたような気がします。