被災時に役立つ"袋レシピ"
食育サークル
管理栄養学科食育サークルでは、災害時でも、より安心・安全な食事をしていていただくためのレシピを考案しています。その中から、"袋レシピ"を紹介します。
食材が限られ、ライフラインが止まった非常時に「誰でも簡単に調理ができる」「野菜が摂取できる」方法である「ポリ袋調理」です。
ポリ袋を使うことで少ない水で調理ができ、食材にほとんど手を触れることもなく、洗い物も少ないので、節水時にも衛生的に調理できます。
家によくある食材を使い、主食、主菜、副菜のバランスよい食事を作る方法を紹介します。
被災時も温かくて美味しい、と感じられる食事で心が落ち着かれますことを祈っております。
※"高密度ポリ袋"を使用してください。スーパーで見かけるタイプの袋は、高熱に強いので調理に向きます。ジッパー付き袋は、低密度なので袋調理には使用できません。
※熱でポリ袋が溶けないよう、鍋の底にお皿を敷いておくと安心です。
災害に備えてーローリングストック術ー
災害に備えて、長期保存が可能な缶詰や乾物、レトルト食品などをご家庭で備蓄しておくことは大切です。しかし、購入したものの「実際に使用する機会がないまま期限が切れて捨ててしまった」という経験はありませんか?
月1回の行事食に、缶詰や乾物を取り入れることで、定期的に消費する「ローリングストック法」を紹介します。
備蓄品を非常食として別に保管しておくのではなく、鮮度を保つためにも日常の食事に美味しく取り入れる方法です。
日頃から缶詰や乾物の活用方法に慣れることができます。
非常時への備蓄についての情報も掲載していますので、お役立てください。