10月14日(土)に管理栄養学科1年生の3名が、小学生の子供たち約30名と稲刈りを行うボランティアに参加しました。
この活動は、水田の昆虫を守る田んぼ作りの取り組みとして、数年前から行っています。5月に植えた稲を今回収穫する予定でしたが、雨が降ってしまい刈ることはできませんでした。子ども達はとても楽しみにしていたので残念でしたが、一緒に植えた稲の成長を見学することができました。
今年は、肥料として入れた牛糞の効果が強く、稲が普通より成長してしまい倒れてしまったことを農家の方から教わりました。またその稲を一株だけ刈り、生のお米を試食させてもらいました。初めて生のお米を食べ、自分たちで植えたものを収穫する嬉しさを感じることができました。
また、蓮根の収穫も見ることができました。たった4つの苗から一面に蓮根がなることを教わり、自然という力の偉大さを肌で感じることができました。
昼食の準備は、台所担当の子供たちと一緒に行いました。子供たちは、人参やじゃがいもを切ったり、鍋に水を入れるなどの作業をしてくれました。また、りんごをうさぎの形に切る作業も積極的に参加し、真剣な様子で切ってくれました。
昼食後に行った食育クイズでは、子ども達が主体的に参加できるよう、出題者も子供たちに任せ、私達はサポートにまわりました。全員が○か×に移動して答える形式にしたので、動きがあり前回よりも楽しんでくれていたように感じました。
子ども達からは逆に、カマキリやバッタの生体の仕組みや、カエルの種類などたくさんのことを教わりました。
今回の活動から、食の大切さや農作物を作ることの大変さを感じることができました。これから食と関わっていく上で、その食品の生産元から考えることも大切だと思いました。
11月中旬には収穫したお米を使って、子どもたちと餅つきを行います。ここでも、子供たちと積極的に関わり、色々なことを学んでいきたいと思います。