管理栄養学会の春学期活動紹介
管理栄養学会
管理栄養学会は栄養科学に関する学術的研究を行うことを目的に、研究発表会や講演会などの事業を行います。会員は管理栄養学科の学生、人間生活学研究科専攻生、卒業生及び教職員です。
管理栄養学会総会・春季講演会を6月17日(土)に開催しました。
総会では今年度の学会役員が承認されました。学会役員は1年から4年生の16名の学生と2名の教員で構成されています。今年度は下岡里英先生を会長として、より良い学会となるように運営をしていきます。
さらに、今年度からは、学生が学外で主体的によりよい活動ができるよう、管理栄養学会活動助制度が導入されることが承認されました。
この度の春季講演会は、広島女学院アイリス食の会20周年記念講演会と合同で行われました。
「筋肉の加齢変化(サルコペニア)の原因と対策方法~健康寿命を延ばすための体力作りについて~」と題して、筑波大学大学院 人間総合科学研究科 准教授 山田実先生にご講演をいただきました。
サルコペニアとは加齢により筋肉量や筋力が低下した状態であり、体を動かす筋肉だけではなく、食事を口から摂取する筋力・筋肉量にも大きく関わることを詳しく学びました。運動、栄養、口腔機能の3本柱を意識し、日常的にトレーニングすることで健康寿命を延ばすことができることを教えて頂き、管理栄養士としての大きな役割をまた一つ、痛感する貴重な時間となりました。