生活デザイン学科のインテリアに興味のある1年生から3年生が、一般社団法人「ひろしまきもの遊び」の和室空間のインテリアデザインにのぞみました。
現在、「ひろしまきもの遊び」は産学連携プロジェクト「HJUきものリメイクラボ」でご協力いただいています。
その事務所の一画にある和室には、外国人などの観光客が訪れるため、きものやその装飾品が多く飾られています。
今回、「その空間に合うように壁面に設置されている大・小の開口部をリノベーションしたい」という要望をうけてのデザイン活動となりました。
早速現地調査を行い、外国人から見た和の空間を学び、予算内でのアイディアを練って、プレゼンテーションを行いました。
現地調査の様子
3年生石井まるみさんの提案「IRODORI YURAMEKI」
2年生中村優花さんの提案「霰」
2年生梅岡優真さんの提案「綴じた光」
1年生佐野詩月さんの提案「かぐや姫」
今回は都合により実施には至りませんでしたが、実施を前提としたインテリアデザインはとてもよい経験になりました。
生活デザイン学科では小規模・少人数大学だからこそできる、一人ひとりに寄り添った教育、課外活動の支援を行っています。
学生の「やってみたい」という意欲を大切に、様々なプロジェクトに取り組んでいます。
この経験が「自信」となり、そして「強み」となって将来自分らしい生き方へとつながっていくことでしょう。
学生たちの様々な活動の様子は学科公式インスタグラム、学科公式X(ツイッター)でも紹介しています。
入試情報やオープンキャンパスの情報もありますので、是非本学科に興味のある方はフォローをお願いします!
2023年末にブライダル業界探求プロジェクトが発足しました。
このプロジェクトはブライダル業界に興味のある高校生に対するイベントを企画、運営するために、結婚式場の見学やブライダル業界で働くOG訪問を行い、自身の就職活動の実績作りにもつなげる課外活動です。
先日この活動の一環で、ラグナヴェール広島様にご協力いただき、メンバー4名と取材に行きました。
まずは施設をご案内いただきました。
ブライダルプランナーのご経験もある総支配人の古巻様からお話をいただき、ここを利用する方にどのような思いで接しておられるか、またラグナヴェール広島だからできることをどのように伝えているのか、丁寧に教えていただきました。
式場や披露宴会場、控室やクロークやお手洗いに至るまで、こまやかな計算がされている様子がうかがえました。
現在プロジェクトに参加している学生はファッション系の学生がほとんどですが、お話を聞けば聞くほど、空間デザインやお料理、映像やグラフィックデザイン、そしてイベント企画も関係するため、生活デザイン学科の4つのデザイン領域にすべて通じる業界の一つだと感じました。
施設見学後はメンバーが事前に考えていた質問用紙を使って、質問をさせていただきました。ブライダルコーディネーターの仕事についてや適性、なるために必要な経験など、本当に詳しくお話しいただきました。
さらに、ラグナヴェール広島に併設されているドレスルームに所属するドレススタイリストの方にも取材させていただきました。
ブライダル業界にかかわる仕事の中でも人気の2職種について、お話を聞かせていただき、学生たちもとても参考になったようです。
今回の取材の成果は3月20日に行われる春のオープンキャンパスで発表予定です。
取材に行ったメンバーがウェディングアイテムである席次表の体験を企画しているので、作りながらぜひお話をしてみてください。
また、学科公式インスタグラム、学科公式X(ツイッター)でもこれまでの活動を紹介しています。
新年度もこのプロジェクトは継続しますので、お楽しみに!
生活デザイン学科では2017年から西條鶴醸造株式会社(東広島市)と地域振興・産学連携の一環として、日本酒アートラベルデザインプロジェクトを実施しています。
今年のこれまでの活動はこちらの記事をご覧ください。
12月10日に今年採用されたデザインを冠した日本酒が無事発売されました。
それに先駆けて、12月6日に採用された中村優花さん(2年)と西條鶴醸造株式会社を訪ね、ザ・ウィークリー・プレスネットと中国新聞社の記者の方に取材をしていただきました。
今年の採用作品のタイトルは「慈愛」、中心にあるロゴは「慈」という漢字を米からお酒になっていくというイメージで表現をしたそうです。さらに、商品として並べたときに、ハートの形になり、「慈」から連想される慈愛を連想させるデザインになっています。
本商品は広島市内の百貨店や酒店、西條鶴醸造株式会社のオンラインショップなどで販売され、おかげさまで完売いたしました。お手に取ってくださった方、ありがとうございました!
なお、応募作品を考える前半が終わり、後期に活動を始めたプロジェクトメンバー3名は販売促進動画の作成と、試飲即売会のお手伝いをさせていただきました。
販売促進動画は以下の画像をクリックしてご覧ください!(音声注意)
試飲即売会では、日本酒のイメージに合わせ、羽織を着て参加しました。(当日はプロジェクトメンバー3名と助っ人学生1名で担当しました)
デザインした中村さんも参加しているということで、お客様からコンセプトを聞かれることもあり、緊張しながら話をしていました。
プロジェクトメンバーも仲間がデザインしたものが目の前で買っていただけるという貴重な経験をさせていただくことができました。
ご来店くださった皆様、また酒商山田幟町店様、ありがとうございました。
今年の売り上げも社会貢献の一環として、中国新聞社会事業団へ寄付する予定です。またご報告しますので、お楽しみに!
採用されたデザインを冠した日本酒は過去のデザインも含め、オープンキャンパスで展示をしています。
3/8のイブニングオープンキャンパス、3/20の春のオープンキャンパスは現在事前参加登録受付中です!ぜひ足をお運びください!