今年で7年目となる西條鶴醸造株式会社(東広島市)と生活デザイン学科の産学連携プロジェクト「日本酒アートラベルデザインプロジェクト」からお知らせです。
12月1日に学生が考えたアートラベルを冠した日本酒が発売されます。
ここに至るまで、どのようにプロジェクトを進めてきたのかご報告したいと思います。
今年は3月に西條鶴醸造株式会社から次のようなテーマが示されました。
「慈(いつくしみ)」
大切な相手を思いやる気持ち。酒造りも生きもの(微生物 " 酵母・こうじ菌・気候 " )を相手に赤ちゃんを育てるように丁寧に気持ちを込めて育んでいます。そういう気持ちをお酒とラベルで演出できたらという思い。
これを受けて、4月にプロジェクトが立ち上がり、メンバーが4名集まりました。
プロジェクトではまず、酒造りとは何かを知り、デザインを考えるために西条まち歩きを行いました。
西条は皆さんご存じの通り、酒づくりが盛んで、特に駅近くに酒造通りという観光スポットがあります。学生たちは酒造通りを中心に散策しました。
まずは、連携先の西條鶴醸造株式会社の前で記念撮影をしました。
それぞれの酒造の資料館やお店にはさまざまな資料があり、またフォトスポットも多く、参加した学生はとても楽しんでいました。
古い建物も残っており、日常生活では出会えないたくさんのデザインを見つけることもできました。
もちろん、今回のアートラベルのためのデザインの資料もたくさん見つけることができました。
その後、学内での活動としては、パッケージデザインについての講義を受けたり、実際のパッケージデザインの分析をしたりしました。
学生たちはこの経験をもとにどんな作品を思いつき、また、実用化されたデザインはどのようなデザインなのでしょうか?
報告は次回に続きます。
11月12日は大学祭オープンキャンパス、11月24日にはイブニングオープンキャンパスを開催します!
どちらのイベントでも、これまでのアートラベルデザインプロジェクトの実用化作品を見ていただけます。
実習室ツアーにもぜひご参加ください!