生活していくうえで、色彩は欠かすことのできない要素の一つです。これを思い通りに使えるようになれたらいいと思いませんか?生活デザイン学科では、色彩についてどんな風に学ぶことができるのでしょうか。学生から紹介記事が届きましたのでご紹介します。
こんにちは、学会誌2年のT.Sです。今回ご紹介させていただく授業は、「カラーコーディネート演習(2年後期)」です。現在履修中のため、15回の授業全体についてご紹介することはできませんが、授業でどんなことをやっているのかをお伝えできればと思います。
この授業は色彩について様々な視点から学びます。最初は色の見え方から入ります。その後「色相」「明度」「彩度」といった色の三属性、カラーシステム、色彩心理、色名、色彩調和などといった流れで学びます。(11回目までの内容のため、他にも学べる内容があると思います。)
また、この科目は実務経験のある外部の先生が教えてくださいます。基本的に講義形式で行われ、カラーカードで演習を行います。色彩検定3級のテキストが教科書になっており、主に3級の内容と+αで3級以外のテキスト内容を行っています。今年度はオンラインで実施されたため、授業後にQuestion(当日の授業内容について)が配信され、そのQuestionに答えて出席確認といった流れで学んでいきます。
講義内容は先生が丁寧に教えてくださるので、「わからない!」ということはないと思います。カラーカードを使った演習では、時間を取ってくださるので置いてけぼりにされることはありません。なので自分で考えて並べることができました。画面内でも先生がカラーカードを並べた結果を提示してくださるので、どこが当たっていて、どこが違っていたのかを確認することができます。カラーカードを使った演習は、最初は難しいですが、回を重ねるごとに正答率が少しずつ上がるので練習あるのみだなと実感できました。
特に私が好きだった回は、カラーシステムのトーンについてです。色の色調によって呼び名がそれぞれあり、「色の明るさ・暗さ」、「鮮やかさ・くすみ」などを知ることができたからです。テキストを参考にすると、色調の変化を知ることができるのでなお楽しいです。
この授業は色彩に興味のある方はもちろん、テキスト内にインテリアやファッションにおいての色の使い方が記載されているため、ファションやインテリアに興味のある方にもおすすめだと思います。さらに、3級のテキスト内容に沿っていますので、色彩検定に興味があるまたは3級を受ける予定・受ける方にもおすすめの授業だと思います。
(私の授業ノートです。イラストを描いてイメージしやすく工夫しています。)
(課題でカラーカードを自分で並べた様子です。)
T.Sさん、ありがとうございました!以前、課外活動の紹介で色彩検定UC級を取得したT.Sさんですが、この学びを活かして、後期には色彩検定3級にチャレンジし、こちらも合格しました!おめでとうございます!
(次は2級にチャレンジすることを考えているそうです!)
授業や課外活動を通して、色々な知識や技術を身に付け、資格に挑戦したり、コンテストに応募してみたりと主体的な学生生活が生活デザイン学科では可能です!
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