グローカルフィールドワーク」の報告の最終回です。今回は、今年2022年の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の舞台、鎌倉についてのレポートです。
鎌倉
鎌倉の歴史、鎌倉の商店街の取組みと地域活性化など多くのことを学びました。鎌倉駅から小町通りを通って鶴岡八幡宮、江ノ電を利用し、鎌倉の大仏、長谷寺、由比ヶ浜をめぐりました。「NPO鎌倉ボランティアガイド」の丹澤様には、鎌倉や鶴岡八幡宮、小町通りの歴史や現状について詳しくご説明いただき、深く感謝申し上げます。
学生の感想
私は鎌倉を訪れるのが初めてで、この日をとても楽しみにしていました。鎌倉駅に着き、鎌倉ボランティアガイドの方の案内のもと、鶴岡八幡宮へ向かいました。小町通りの横の静かな細い裏道を歩きながら、鎌倉の歴史についてお話を聞かせていただきました。
鶴岡八幡宮に到着して、入り口には大鳥居があり、そこから先は広く長い参道が続いていました。平日ですが、大勢の参拝の観光客がいました。大石段とよばれる長い階段をあがり拝殿へ行くと、建物は写真で見るよりも大きくて迫力がありました。境内はとても広く、今まで映像や写真でしか見たことがなかったものを実際に見ることができました。
帰りは、鎌倉駅まで小町通りを通りました。通りには食べ物のお店やおしゃれなお土産店がたくさん並び、観光地・鎌倉をモチーフにした食べ物や商品にあふれていました。(3年生 I.Kさん)
鎌倉ボランティアガイドの方に案内していただき、鎌倉駅から小町通りや裏の道を通って鶴岡八幡宮を訪れました。小町通りには、観光地ならではの写真映えするような独特な食べ物や店舗が多かったです。ところが、一歩、裏道に入れば、昔ながらの店舗が多くあり、その対照的な部分にとても驚かされました。
現在NHKの大河ドラマ「鎌倉殿の13人」が放送されています。そのため、大河ドラマと関連付けたお土産も多く販売されていました。元々ある観光資源を新しい形で広めることで、新しい観光資源となるということを知ることができました。(3年生 S.Tさん)
鎌倉駅からは、江ノ電に乗って、鎌倉の大仏を見に行きました。鎌倉大仏は、青空の下にそのまま大仏だけ建てられているため、以前見た奈良の大仏よりも素朴に見えましたが、大仏にも違った良さがあって良いなと思いました。
その後は、長谷寺へ行きました。長谷寺には木彫仏として日本最大級(高さ9.18m)の十一面観世音菩薩像があり、観音様がいた場所はとても神秘的な空間でした。
最後は、由比ヶ浜に行きました。サーフィンをしている人が多くいて、地元に広い海があって、綺麗な景色をみながら身近に泳ぎに来れるのはいいなと思いました。
今回のフィールドワークで印象に残ったことは、横浜や鎌倉の街並みを自分の目で見て感じられたことです。実際に観光地を訪問して町中を歩いてみて、こんなに変わるのかと驚くくらい、それぞれの場所で雰囲気が違うのを感じました。
この4泊5日の研修旅行では、普段の旅行とは違った角度から楽しむことができました。貴重な体験や経験を通して、自分自身の成長に繋がりました。(3年生 I.Kさん)
今回の横浜・鎌倉のグローカルフィールドワークでは、身近にある地域の歴史や知識を身につけることの楽しさを知ることができ、自分自身が大きく成長できたと感じました。これからも今回学んだことを活かしながら、様々なことに関心をもって取り組んでいきたいと思います。(3年生 D.Aさん)
さいごに
2020年のコロナ禍以降、生活デザイン学科では、今年2022年まで海外研修を実施できませんでした。しかしながら、今回のフィールドワークでは、横浜・鎌倉を通して、地域デザイン、公共政策、地域活性化、グローバル化について広く学ぶ貴重な経験を多く持つことができました。
今回のフィールドワーク実施に当たりまして、横浜・鎌倉でお世話になりました多くの方々に感謝申し上げます。参加学生の楽しみながら学ぶ姿勢が、今後の有意義な学生生活、社会生活に結びついてくれることを願っております。
(引率教員 生活デザイン学科 永野)
それぞれの場所で、その土地ならではの学びを深められたようですね。地域デザイン領域の幅広い学びは12/11(日)開催のクリスマスオープンキャンパスでも体験できます。
地域の魅力を知りたい、魅力を発信するデザインを知りたいという気持ちがより強くなると思いますよ!
また、インテリア・住居・建築領域の体験や、被服・ファッション領域のあやめ祭ファッションショー衣装展示など盛りだくさん!
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