人間生活学部 生活デザイン学科 ニュース

【学生による授業紹介】ファッションデザイン実習Ⅰ
被服・ファッション領域

学会誌編集部の学生から授業紹介の記事が届きました!


こんにちは!学会誌編集部2年のM.Nです。
今回私は、ファッションデザイン実習Ⅰの授業についてご紹介します。

この授業は、被服・ファッションを専攻する学生だけでなく、家庭科の教職免許を取得する学生も履修する科目となっています。
ファッションデザイン実習はⅠ〜Ⅲまであり、ファッションデザイン実習Ⅰは和裁基礎、ファッションデザイン実習Ⅱは洋裁基礎を学びます。2年生前期、後期と連続して履修することができる科目です。Ⅲは3年生後期に開講され、オリジナルデザインのジャケットを作る、洋裁応用の授業となっています。

ファッションデザイン実習Ⅰでは、浴衣を反物から製作しました。私を含め、履修していた学生のほとんどが、一から浴衣を製作した経験がなく、不安な気持ちのままスタートしました。
でも大丈夫です!実習アシスタントさんと先生が優しく指導してくださるため、初めて和裁に挑戦する学生も安心して取り組むことができます。その後、柄合わせを行ったり、自分の寸法に沿った浴衣に仕上げるため、反物の裁ち方を学んだりしました。
着物姿を引き立てるために、柄をどのように配置するのかが大きなポイントとなるそうです。特に、柄に方向性のあるものや大柄のものに注意しながら配置を考えるのはとても難しかったですが、個性を表すことができて楽しく悩むことができました。

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【浴衣衣製作中の様子です】


授業時間に終わらなかった部分は空きコマの時間を活用したり、早く登校したりして製作したため、とても大変でした。しかし、その分製作し終わった際にやりがいや自信を得ることができました。

nakasannyukata.jpg【完成した浴衣です】


ファッションデザイン実習は、少人数で学ぶため先生とコミュニケーションが取りやすいです。

後期になると、洋裁が始まります。世界に一つだけの洋服をデザインして、一緒に達成感を感じてみませんか?


M.Nさん、紹介ありがとうございました。素敵な浴衣が完成しましたね!!
反物から浴衣を作る経験は、技術面の向上だけでなく、布を無駄にしない和服の服作りの工夫にも気づくことにもなったと思います。
デザインを学びながら、伝統について考えたり、自分や周りの人のファッションやデザインに対する気持ちを共有したりすることで「伝える力」を具体的に伸ばしていきましょう!

なお、8月21日の第4回オープンキャンパスでも自分で作った浴衣を着た学生も参加していましたね。

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左端の学生は自分で作った浴衣を自分で着つけて、当日ゼミ紹介をしてくれました。

ファッションについて、歴史、コーディネート、材料、ビジネス、心理など様々な視点から学べるのが本学科の特徴です。
11月のあやめ祭ファッションショーもぜひお楽しみに!

2021年度学内ファッションショーの動画はこちら!(音声注意)
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