建築士課程の必修科目「建築材料学」にて、木質材料の破壊試験を行いました。事前に寸法や含水率などを測定した木質試料を専用の加圧試験機によって破壊することで、加圧方向による強度の違いや、樹種ごとの差異などを体感的に学んでいます。
【曲げ試験】
【圧縮試験】
また、普段目にすることのない各種試験機の見学を行い、身の回りの工業製品がどのような試験を経て製品化されているかを学びました。学生たちからの積極的な質疑で盛り上がり、有意義な1日になったように思います。
【疲労試験】
【複合サイクル試験(塩水噴霧試験)】
【家具の耐久試験】
【シャルピー衝撃試験】
以下、受講した学生のコメントです。
生活デザイン学科3年 H.U:
デザインや加工、評価など幅広い分野にわたって技術支援を行っていることが分かりました。また、このセンターで検証している物は私たちがよく目にするものが多く、何度も繰り返し検証を行うことで私たちが安全にそして長く使うことができていることが分かりました。
実際に試験を体験することで、数値でしか見たことがなかった力を目で確認することができ、より力学に対する理解が深まりました。また、普段は見られない機械を見ることができたことも貴重な体験の1つとなりました。
ただデザインをするだけでなく、それを支える技術や実験についての知識も深めることができたようですね。実践的な学びがまた良い作品を生み出してくれることでしょう!
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◆「はじめての洋裁」