生活デザイン・建築学科(現生活デザイン学科)の学生が設計に関わってきた牛田早稲田3丁目に建設された「まちのコミュニティハウス」が完成し、今年度からいよいよ第2期が始動しました。生活デザイン学科3年生が授業「建築倫理」において、その活用方法を提案していきます。
まずは、地域の人々とこの事業主であるトータテの人たちへのヒアリングを本学にて行いました。
はじめに、牛田早稲田地域の住民のこの地域への愛着や早稲田学区社会福祉協議会の活発な活動内容、「まちのコミュニティハウス」への思いなどを伺いました。
早稲田学区社会福祉協議会の西田会長のお話
早稲田学区社会福祉協議会発行の小冊子に
掲載されている「わせだMAP」を見ながら
早稲田学区社会福祉協議会の長田事務局長のお話
次に、事業主であるトータテの浅並様による開発コンセプトや、設計事務所ブルースタジオとのやりとりなど、経緯の説明がありました。コロナ禍の2021年5月に完成したため、当初予定していたスペースの利用方法として販売事務所としての機能が叶わなかったことなど、長期にわたるプロジェクトのため、予想外のことが起こり得ることがわかりました。また、トータテの安元様や広報の方々にも、完成後の活用方法の中でパンの販売が人気であったことなど、様々なエピソードをお聞きしました。
トータテの浅並様による説明
このエリアのコンセプトである「わせだの里」について
最後に、学生の質問にも答えていただきました。
トータテの安元様による質疑応答
学生にはとても参考になるお話が伺えたと思います。
今後、グループディスカッションを重ね、後期の授業終わりには、活用方法の提案をします。地元であるこのエリアを学生目線でもよいまちにしていきたい、と思いを新たによい時間を終えました。
ご参加いただきました皆様、お忙しいところ、どうもありがとうございました。