10月30日、11月1日に旧市民球場で行われた「花れて 輪になれ えがおひろしま2020」内「ひろしまきもの文化祭」に本学科学生がボランティア参加をしました。
新型コロナウィルス感染予防対策を十分にされた上で、広島の生産者直販の農産物や特産品の提供、ヨガ体験、ミュージシャンやパフォーマー、文化・スポーツ団体などのライブなどもあり、2日間で約7500人が来場するイベントとなりました。
本学学生は昨年度学会秋季講演会にお招きした「一般社団法人ひろしまきもの遊び」のご指導・ご協力のもと、和や着物に関わるブースの販売やイベントのお手伝いをしました。
もちろん全員着物姿です。
当日、和装下着を使わずタートルネックカットソーやリボンタイブラウスを着たり、スニーカーを履いたりと、着物をもっと身近に、がコンセプトのカジュアルな着装だったので、学生は「こんな着こなしがあるなんて知らなかった」「きものをもっと普段から着てみたいと思った」と実体験したからこその感想を抱いたようです。
また、休憩中には他のブースの見学も行い、広島の農産物や特産品、様々な企業や団体を知ることもできました。インターネットやSNSでの出会いとはまた違う、新しい出会いもあったようです。
11月1日には「令和モダンきものショー」がライブステージで開催され、そちらにも学生モデルとして出演させていただきました。
普段使っている帽子やカバン、スニーカーと着物を合わせた令和ならではの着こなしで、会場からも大きな拍手をもらっていました。
新型コロナウィルスにより、色々なイベントが中止になり、活動も制限される中で、久しぶりに多くの人とふれあい、着物や地域を愛する人たちに囲まれ、またそれを広める活動に参加することができました。今度は文化や地域を発信する側として何ができるか、どんなアプローチができるかを考えてもらいたいと思います。
なお、「令和モダンきものショー」は「ひろしまきもの遊び」のHPからご覧いただけます。どうぞご観覧ください。