5月15日(水)に呉市音戸町の大浦崎海岸で市民活動団体「Team JIN」の平中哲郎さんの指導のもと、波多見小学校の児童と音戸高校の生徒と協力して海の漂流ゴミの回収活動を行いました。
生活デザイン学科では、2019年度から地域の「海」をテーマに地域の人々と結びついて活動する「広島のきれいな海づくり活動ワーキンググループ(きれいな海づくりWG)」を立ち上げました。
このWGは、私たちの身近にある「海」の環境や恵みに目を向け、海の環境改善や海の幸の利用、島のブランド化などについて地域の人々や行政、企業の人々と結びついて活動することを目指しています。
今回の活動では、広島の海に漂流するゴミに目を向けて、「マイクロプラスチックの脅威から子どもたちを守る」をテーマに、RCC中国放送の『イマなまっ!』の『ぶら島太郎の海魅人に会いたい!』の収録をしながら海に浮かぶゴミを回収する活動を行いました。
参加メンバー全員が、初めての現地での活動だったため緊張気味でしたが、すぐに活動とともに撮影が開始されました。この日の活動は「海の上で漂流ゴミを回収する活動」です。
ドキドキしている間もなく、すぐにライフジャケットを身につけて、音戸高校のカヌー部の生徒さんに助けてもらいないながらカヤックに乗って海に漕ぎだしました。
最初はカヤックの扱いに慣れていませんでしたが、天気も良く、波もほとんどない海だったので、すぐにスイスイ進めるようになりました。海の上では、漂流ゴミを探したり、漂流ゴミの説明を受けたり、さらにカメラを向けられ取材を受けたりしながら1時間程度の活動を行いました。
この日は海が穏やかだったせいか、あまり漂流ゴミは漂っていませんでしたが、海の上で海と接しながら海の環境のことを考えることができて、とても良い経験になりました。
テレビの収録という、いつもの活動とは少し違う活動になりましたが、地域の子どもたちや人々、テレビ局の人々と接することができ、たくさんの刺激を受けることができました。
6月1日(土)には同じ海岸で「未来につなぐ豊かな海づくり」という大きなイベントが開催されます。「きれいな海づくりWG」のメンバーもスタッフとして参加予定です。
この日の活動は、5月29日(水)『イマなまっ!』(15:00〜16:50)の『ぶら島太郎の海魅人に会いたい!』の中で放送されます。ぜひご覧ください。