キルコス国際建築設計コンペティション2017 「北川啓介 銅賞」受賞!
インテリア・住居・建築領域
2018年3月25日キルコス国際建築設計コンペティション2017(テーマ「明・暗」)の公開最終審査会が名古屋市トヨタホームセミナールームで開催され、本学の生活デザイン・建築学科建築士課程3年生の山岡 楓さんの作品が「北川啓介 銅賞」を受賞しました!
一次審査で、審査員である北川啓介さんと光嶋裕介さんの支持を得て、最終審査にのぞみました。
午前中は、審査員20名が、展示作品の前に立っている作者に、自由に質疑応答が行われました。
建築家である審査員より直接意見を聞くことができ、実りの多い時間でした。
北川啓介さんから質疑をうけている山岡さんと展示作品
午後からは、審査結果(金賞1名×20、銀賞1名×20、銅賞1名×20、佳作数名×20)が発表。
その後入賞者によるプレゼンと審査員の講評、座談会、と進められました。
出品329点中、入賞者35点。大学院生・一般・外国人の応募者の中、入賞者はほとんどが大学院生でした。
女性ひとり制作での入賞者は3名。山岡さんは、その内のひとりでした。
入賞者プレゼンの様子
審査員の北川啓介さんから、受賞作品「湿度が生きる」の講評をいただきました。「湿度という所に観点を当てている所が他にない案で面白い。可能性を秘めた作品だと思った。 自分自身も砂漠の昼夜の砂のあり方が理解できるため選んだ。 しかし、設計図で終わるだけでなく今後の暮らし方が分かるようなプレゼンボードだったら、さらに良かった。」
このコンペは、一般的なコンペのように審査員の多数決で決まる賞ではなく、各審査員が各々金賞、銀賞、銅賞、佳作を決めます。入賞者の数は多いですが、審査員と応募者の距離が近く感じられ、応募者の個性が認められるコンペです。山岡さんは、本学での学びが認められ、さらに成長するきっかけを得ることができました。