生活デザイン・建築学科3年生科目「ファッションプレゼンテーション実習・演習」をご紹介します。
自分が作りたい衣装をデザインし、制作し、毎年秋に開催されるあやめ祭ファッションショーに出演、その後の衣装展示までを目的に開講されるこの授業は、ファッション系学生の集大成ともいえるものです。
浴衣やワンピースを作る「ファッション・デザイン実習(和裁・洋裁)」、色の力や組み合わせを知る「カラーコーディネート演習」、ファッションアイテムをスタイリングする「アパレルコーディネート演習」、画像ソフトを自在に使えるようになる「画像デザイン演習」など様々な授業で培った知識、技術を衣装デザイン・制作とそのプレゼンテーションに全て応用していきます。
他大学からもたくさんのお客さんが見に来てくださるファッションショーでは、ポージングやヘアメイクも自分たちで考えます。モデルには衣装制作をした学生のほか、建築を学んでいる学生が助っ人として、また、1年生ながら衣装制作学生にスカウトされて出演した学生もいます。
<ファッションショーの様子>
そして、12月から1月にかけて、大学図書館のフリースペースで全ての衣装を作品紹介パネルと共に展示します。今年も、カッコイイ系、ポップ系、エレガント系など様々なデザインも見ものでした。
<学生が作成したチラシ、ポスター>
<学生が作成した作品紹介パネル>
来場者による人気投票も授業の一環として行われ、今年の最優秀賞(得票数1位)は林穂乃歌さん(3年)の「Fiore」でした。女の子の憧れをぎゅっと閉じ込めたロマンティックな衣装で、モデルは建築系の2年生です。
<人気投票1位の衣装制作をした林さんとショーの様子>
ただ作るだけでなく、ショーや展示の中でどこをどんな風にアピールするかを考える授業を通して、周りと協力するコミュニケーション能力や最後までやり遂げる自己管理能力も育つ楽しい授業です。
来年のファッションショー、衣装展示もどうぞお楽しみに!