広島女学院大学では10月10日(日)に全学科で公募制推薦入試対策講座を開催しました。
児童教育学科では特に、A・B方式〈専願〉C方式〈併願〉で課せられる「課題小論文」と、A・B・C方式と特芸方式で課せられる「面接」に関する対策の要点が説明されました。参加した高校生は、とても熱心に聞き入っていました。
写真:桐木建始先生による「課題小論文」対策講座
「課題小論文」は「小論文」とは異なり、事前に課題(テーマ)が公表されています。そこで、①課題の趣旨を理解し、②適切な情報を調べ、③文章の構成を考えて、④一字下げなどの形式や段落に気を付けながら課題小論文を完成させるという手順について、詳しい解説がありました。受験生に、何を準備しておけばよいのかという点が明解に伝わったと思います。
これらのポイントは大学入学後も、レポート課題等で必ず役に立つ学習ですので、高校生の時期から学んでもらえたことは、大変有意義でした。
写真:加藤美帆先生による「面接」対策講座
面接対策講座では、一般的な面接で尋ねられる事項の紹介に加えて、保育職・教職に意欲のある学生、ボランティア精神があり、社会に関心をもつことのできる学生等、本学のめざす学生像の紹介がありました。保育職・教職に意欲があるところをアピールするためには、教育的愛情や、責任感、コミュニケーション能力など、自分の強みを伝えることが大切ですので、緊張しすぎないようにあらかじめ準備しておくといいですね。
同じ会場で、そのまま個別相談会が行われました。
質問したいことをそのままにせず、会場に残ってくださった高校生のみなさん、ありがとうございました。お疲れ様でした。
当日お越しになれなかったけれど、公募制推薦入試に関心をもっている高校生のみなさんも、このニュースをヒントに、ぜひチャレンジしてくださいね。
日曜日にも関わらず、対策講座に来てくださった高校生、コロナ禍にあって受験勉強や大学研究に向かうすべての高校生にエールを贈ります。
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