児童教育基礎セミナーⅡの授業では、ゲーンス幼稚園の子どもたちを大学に招待して、幼稚園で歌われている「こどもさんび歌」を、1年生が合唱したり、演奏したり、踊ったりする舞台発表の場を設けています。今回の記事は、児童教育基礎セミナーⅡの授業紹介です。
2020年度は感染予防のため、歌うことをやめ、3つのグループに分かれて合奏や身体表現活動を録画し、ゲーンス幼稚園の子どもたちに動画を贈りました。
表現活動のテーマは「希望」です。
このテーマにそって、1年生はグループで協力して話し合いながら知恵を出し合っています。
コロナ感染対策として、話し合いの時はマスク、舞台ではフェイスマスクを着用しながら、楽器演奏、身体表現、ボディーパーカッション等の表現活動に取り組みました。
録画の日には、園児がいないものの、ほどよい緊張感でこれまでの成果を発揮していました。
照明係や朗読係、伴奏の係、そしてステージに立つメンバー全員で協力して表現しました。
また、その録画は広島女学院大学他学部の1年生も「キリスト教の時間」に視聴し、素敵な感想をたくさん書いてくれました。
「初めて子どもの賛美歌を聴いて、とても優しい気持ちになりました。音楽は心が落ち着くなと思いました。」
「コロナのこの時期で歌うことは難しいけど、そんな中でもアイデアを出し合った背景もうかがえてとても心が暖かくなりました」
「楽器や体で表現していてすごいなと思いました。」
「子どもたちが、一緒に真似をしたくなるようなリズムであったり、ベルの演奏でとても穏やかな気持ちになれたと思います。」
さて、児童教育学科のあるクック棟入口では、小さなミニツリーが私たちを迎えてくれます。
HPを読んでくださるみなさんのところに、素敵なクリスマスが訪れますように。
遠隔授業の今も、ゲーンス幼稚園の子どもたちとともに希望をもち続け、これからも大学生から社会にエールを届けます。