児童教育学科では、1年次後期の科目に「学校インターンシップ」という授業が位置づけられています。
この授業では、広島市立牛田小学校に行って、小学校教育の概要や教員として求められる資質・能力に関わる話をお聞きしたり、授業参観をしたりしますが、本年度は新型コロナウイルス蔓延防止の観点から、授業参観は中止となりました。
そこで、今年度は、牛田小学校の現西田直樹教頭先生から、小学校教諭に求められる資質・能力について講話を頂きました。
以下、受講生の感想です。
「講話を聞いて、先生の雰囲気がクラスの雰囲気に繋がっていることが分かりました。私はクラスを持った時、何事にも諦めないクラスを作りたいと思っています。私自身も大学生活では諦めない心を身につけたいと思います。」
「西田教頭先生には教員に求められる資質の向上について教えてもらいました。教員は一人ひとりの児童を理解し寄り添うことも大事ですが、個人情報の管理や職員内の決まり事など常識的なことにも気を配る必要があることが分かりました。教員は子どものお手本になることが重要だと思いました。最後の質問コーナーで教員の楽しさや大変さも分かりました。私は子どもの良い特性を引き出して、いけないことはしっかり注意できるような先生になりたいと思いました。」
「今回の授業で教師に求められる資質について学びました。教師になれたから終わりではなく、教師になってからが大切なことだと分かりました。貴重な話を聞くことができ、知らなかったことや知りたいことを聞くことができて勉強になりました。」
「今回、西田教頭先生に小学校の先生になるための資質について25項目のお話をして頂き、私は、当てはまっていそうなものもあれば、まだ不足していると思うところも多々ありました。教師にピッタリだと思われるような人になれるように頑張りたいと思いました。」
小学校教諭を目指す受講生にとって、教頭先生から直接、具体的なお話を伺える貴重な機会となりました。
広島市立牛田小学校の宅見政子校長先生をはじめ、ご講話くださった、西田直樹教頭先生に心より感謝申し上げます。