8月2日(日)に、対面・予約制によって、第3回オープンキャンパスが開催されました。
本学のオープンキャンパスに何度も来ていただいている方をはじめ、初めて来校頂いた多くの学生及び保護者の方々に感謝致します。ご参加いただきましてありがとうございました。
まずは、湊学長から、広島女学院大学で学ぶ意義について、キリスト教主義に基づく女子大学で学ぶ良さという視点からお話いただきました。
次に、山下学部長から児童教育学科を含めた学部の概要について紹介がありました。
学科プログラムに移り、桐木先生からは幼稚園教諭一種免許状、保育士免許状、小学校教諭一種免許状の取得を目指したカリキュラムを中心に、児童教育学科の学びについて具体的な説明がありました。
さらに、児童教育学科の「プラスワンキャリア」という考え方について説明がありました。これは、保育士・幼稚園教諭・小学校教諭の資格や免許を取得しながら、興味のあることを追究する態度を育成・重視する考え方です。将来の仕事として大学から就職までの道のりを1本に限定せず、多様な目標到達の仕方や多様な働き方があることを、卒業生の動画や写真で紹介しました。
今回は市役所、タレント、アナウンサー等で活躍する卒業生や、別の仕事を経た後に、小学校教諭の仕事に就いている卒業生の紹介や、保育・教育の専門的な知識を活かして起業した卒業生の紹介がありました。
中村先生からは、10月25日(日)に行われる今年度から新しく始まった「活動評価型入試」の説明がありました。従来AO入試と呼ばれていた形の課題プレゼンテーションの課題発表も行われました。詳細はこちらでご覧ください。https://www.hju.ac.jp/news/2020/08/post-203.php
そして、休憩を挟んだ後、2つに分かれて心理学と教育学の2つの模擬授業を体験していただきました。
1つ目は、幼児教育分野から「"子どもに寄り添う"を考える」と題して、子どもに寄り添うということは具体的にどういうことなのかということを考える加藤先生の授業でした。子どもの表現の中には、大人が思った以上に想いがつまっています。そのことに想いを馳せることの大切さについて考えました。加藤先生の授業に興味がある人は、大学では「保育の心理学」などの講義を開講しています。また、オープンセミナー⑫でもこれらの内容を学ぶことが出来ます。
2つ目は、児童教育分野から「小学校音楽科の授業を体験しよう」と題して、リズム模倣やカップスという活動を通して音楽を聴く、森保先生の鑑賞の授業でした。3密を避けて学習できる音楽活動として、今後において特に有用な手立てでした。
同じ音楽でも聴く人によって感じ方はいろいろです。音楽の魅力を共有して学級づくりに生かす一方で、音楽に内在する客観的な概念(リズム・旋律の動き)を聴き取る学習が小学校の教科学習であることがわかりました。
森保先生の音楽活動や、表現の授業に関心がある人は、オープンセミナー⑬や、活動評価型入試の実技(任意のピアノ曲か任意の歌唱曲)試験にチャレンジしてください。
「発達心理学すごろく」、「学習カウンセリング」、「幼児の運動場づくり」、「こどもの歌研究会」、「幼児のおもちゃ作り」等の紹介があり、展示に訪れた方々はどの作品もじっくりとご覧になり、とても興味深いという声や、たくさんの質問をいただきました。
次回のオープンキャンパスは、夏の最終回・8月23日(日)です。ぜひ、オープンキャンパスに来ていただき広島女学院大学の魅力を感じていただけたらと思います。お待ちしています。
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