人間生活学部 児童教育学科 ニュース

オンラインエール第4弾ー悩める人へのメッセージー
オンラインエールの会

オンラインエール第4弾は、広島女学院高等学校出身の3年生からのエールです。悩んだり、もがいたりしていることがまっすぐに書かれており、今苦しんでいる人に届けたいエールです。湊学長が、学生一人ひとりを大切に思って下さる事実も伝わってきます。

みなさんこんにちは。児童教育学科3年の小田有暉乃です。

私は児童教育学科の新3年生として早くも大学生活が後半に入ろうとしています。徹底した少人数授業、多種多様のボランティア活動の実施など沢山の魅力を持つ児童教育学科ですが、私はその中でもリベラルアーツ教育やブレない自己の確立など、歴史ある女学院を更に魅力溢れる学校にして下さった湊晶子学長先生にフォーカスしてご紹介しようと思います。

私は高校時代、なかなかのおてんば女学院生でした。私は70回生ですが、その代で1番の問題児だったという自負があるほど荒れた学生生活を送っており、私生活においても病みに病みまくっていました(今となっては思い出ですが)。そんな時に出会ったのが湊学長先生でした。優しくて芯があり、凛とした立ち振る舞いに加え、溢れ出る知性と品性に圧倒されたのをよく覚えています。私は、誰かを模倣しようとして自分の個性が消えてしまうのが怖い為、「憧れ」という表現は、あまり使わない様にしていますが、湊学長先生と出会った時は純粋に憧れるなぁと思いましたし、「こんな歳の取り方をしてみたい」とも思いました。

広島女学院大学に進学して私の素行も少しは落ち着いた頃、私は自分の経験を今の時代を生きる方々に届けられないかと考える様になりました。そして趣味であった絵を使い、2年生の終わりに女学院のビジョンと私の思いを重ねて個展という形で発信する事を決めました。

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<個展会場での展示風景>

「自分の心の持ち方次第で人生はどうにでもなる事」「美しく生きる事よりまずは図太く逞しく生きる事」「ありのままの自分を隠さない事」「人生が辛い時も執念で生き抜いて笑って死ぬ事が出来る様に」という思いを込めて、"I AM"と題した個展に、学長である湊先生もいらして下さり、やっと私も一歩前に進めました。会期を終えた今となってようやくそれを実感しています。

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<湊先生と個展会場にて>

90歳を目前にしても前に進み続ける湊先生は私にとって目標です。そして私をここまで育ててくれた女学院は第二のわが家です。女学院が持つパワーは計り知れないですし、私も残り2年をこの大学で学べるという事がとても嬉しいです。女性であることに誇りをもって世に出て行く事が出来る大学であると断言出来ます。この様な魅力がたくさん詰まった広島女学院大学で、このコラムを読んで下さっているあなたとお会い出来る日を心から楽しみにしています。

※学科インスタグラム https://www.instagram.com/child_jogakuin_u/

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