人間生活学部 児童教育学科 ニュース

授業の一コマを紹介します(加藤美帆准教授担当「保育の心理学Ⅱ」)
授業紹介

「保育の心理学Ⅱ」の授業では、子どもの年齢的発達に応じた保育について考えるため、年齢段階ごとに様々なテーマでグループ発表と討論を行ってきました。

実習やボランティア等で触れ合った経験が比較的多くイメージのしやすい5・6歳児から順に、4歳児、3歳児、2歳児...と遡っていきながら、発達の特徴や流れをつかむとともに、生活や遊びを通して、子どもたちの今まさに伸びようとする芽を生き生きと伸ばしていくための、保育者としてのかかわり方について皆で真剣に議論してきました。

保育の心理学Ⅱ3.jpg

保育の心理学Ⅱ2.jpg

最後の0・1歳児についての発表では、これまでのすべての発表班の工夫や改善点を踏まえつつ、発表班はもちろん、授業に参加している全員がよりよい学びの場を作るために協力し合い、実り多い時間とすることができました。

実際の赤ちゃんとほぼ同じ重さのリアルな赤ちゃん人形も使いながら、時に実演も交えつつの発表やディスカッションはとてもわかりやすく、身体的発達にともなって生じる身近な危険や、排泄場面(オムツ交換・おまる等)・食事場面(授乳・離乳食等)などでの保育者のかかわりのポイント等について、各班でも全体でも積極的に意見交換を行って、皆が主体的に学び、考え、未満児の保育についての理解を深めるとともに、これから臨む夏の保育実習での課題をみつけることもできました。

保育の心理学Ⅱ1.jpg

  • LINEで送る