人間生活学部 児童教育学科 ニュース

木曜チャペル―ピーススタディツアー長崎報告―
キリスト教の時間・木曜チャペル

先日、児童教育学科2年生の石田安美さん、中岡志佳さん、和田奏愛さん、生活デザイン学科2年生の池田友香さんが、木曜チャペルで、春休みにあった「ピーススタディツアー長崎」の報告を行いました。

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オルガニストは幼児教育心理学科3年生の日出敬子さんでした。

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児童教育学科の3人の報告について、以下に、一部ご紹介します。

長崎に行って、日本側の加害責任という点に触れることが出来ました。私は岡まさはる記念館で生々しく、痛ましい資料を全て見ることは出来ませんでしたが、日本で生きる私たちが知っておかなければならないことであると考えます。加害についてよく知らない、加害について語ると訴えられることがある、と言う話も耳にしますが、そのような社会であってはならないと感じます。これからの日本を作って行く私たちにできることは、自国の過ちを認知し、それを正しく伝えていくことのできる社会を作ることではないかと考えます。 余談ですが、長崎観光も楽しむことが出来ました。地元で評判の茶碗蒸しや海鮮丼を頂いたり、眼鏡橋、大浦天主堂、広島女学院大学にゆかりのある旧香港上海銀行支店記念館にも行くことが出来ました。学生が主体的に活動できる環境を作って下さった前田先生に感謝します。(石田安美さん)

今回、ピーススタディーツアー長崎に参加して強く感じたことは、長崎の方々のキリスト教の信仰の強さです。私は大学生になって初めてキリスト教に触れました。長崎ではキリスト教が禁教になり、踏絵や鎖国が行われていたことは今までに習っていたので知っていたけれど、実際は様々な苦難があったことが長崎在住のクリスチャンの方のお話を伺って感じました。また、長崎の被爆遺構を巡る際、私は広島の原爆についてもほんの一部しか知らないと感じました。これからも長崎と広島の原爆について知り続けることが最も大切だと感じました。(中岡志佳さん)

まず今回の長崎研修で自身の原爆に対する知識の乏しさを痛感しました。今まで"知ったつもりになっていただけで、本質を理解する事ができていなかったことに気づきました。そして、物事を多面的に客観的に捉える事の大切さを学ぶ事ができました。私は長崎研修で、「平和とは何か」を考え続けました。答えは人それぞれあり、正解はひとつではないと考えています。だからこそ、1人1人が自分なりの「平和」を見つけ考え、それを実現するために努力し続ける事が必要だと考えました。(和田奏愛さん)

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