こどもチャレンジラボ「学習カウンセリング」検討会を行いました
学習カウンセリング
児童教育学科ではこどもチャレンジラボ活動の一環として「学習カウンセリング」という活動を行っています。
学習カウンセリングとは、週に1回、算数の勉強で困っている小学生に児童教育学科の学生が個別指導によりアドバイスをしていく活動です。
2018年度後期は14人の小学生を対象に、1年~4年生までの学生が「カウンセラー」として個別指導を行いました。
3月13日には今期の活動の振り返り、今後に活かす検討会を行いましたので報告します。
「できなかったことができるようになった時に喜びが共有できたのがうれしかった」、「具体物の重要性、教材研究の大切さを身をもって実感した」、「最初のころは難しい文章問題を解く時にはヒントがないと解くことができなかったが、たくさん問題をこなしていくうちに1人で解くことができるようになった」などの成果が語られました。
一方、課題として「自分の頭では理解できていても、解き方を子どもにわかりやすく伝えることは本当に難しいことだと感じた」「教材を準備するときは、ある程度どこでつまずきそうなのか、そこをどうやって理解してもらうのかまで考えないといけない」、「子どもがつまずいている部分が分かっても子どもにあう問題の解き方や考え方を探ることがとても難しいことであると感じた」などが挙げられました。
学習カウンセリングでの経験と学びは子ども達にとってはもちろんですが、教員への道を目指す学生たちにとっても大変貴重な学びとなっていることが感じられた反省会でした。