As everyone knows, the G7 summit came to Hiroshima last weekend. The amazing volunteers helped to make things run smoothly and RE, a 4th-year student in the Department of International English, was one of those who contributed greatly as a volunteer interpreter.
(G7サミットが先週末この広島で行われました。サミットを支えた多くの人たちの中に、学生ボランティアがいます。今回、このような大きな国際会議で学生通訳ボランティアとして、国際英語学科の4年生のREさんが活動しました。その様子を報告してもらいたいと思います。)
チャレンジしようと思ったきっかけを教えてください。
広島でのG7サミット開催が決定した時から、広島で生まれ育ち、広島で英語を学ぶ学生として何か関わることはできないかと探していた折に、学内でのG7学生通訳ボランティア募集を見つけて応募を決意しました。
G7広島サミットの取材拠点、国際メディアセンター
どんなところにやりがいや面白さを見出せましたか。
普段関わることのない方々と交流することができた点です。私は広島空港と国際メディアセンターにて通訳のボランティアを行いました。通訳として英語圏の方々と会話できたことはもちろんですが、G7サミットのボランティアだったからこそ国内外のメディアの方々やサミットに関わる政府機関・企業の職員の皆様、そして県内から集まった学生ボランティアたちとも交流することができました。この機会でなければ一生会うことがなかった方々と出会うことができたのは、このボランティアに参加した大きなやりがいであり面白さであったと思います。
今回のチャレンジを通して成長したところは?
度胸だと思います。以前は間違った英語を話したり、言葉が出なくなることが怖くて英語圏の方々とお話をすることに漠然とした不安感を持っていました。しかし、日本語がわからず不安な顔で道を尋ねにやってくる英語圏の方々を見て奮い立ち、自身の英語の拙さなど一切忘れて懸命に道案内をしました。回数を重ね、他の学生ボランティアのみんなからより適切な言い回しを学びながら、活動終盤にははじめよりもよりうまく道案内ができるようになっていました。
ロンドンからいらした女性への案内を終え "Have a nice day. (良い1日を)" と声をかけると、 "You too!(あなたもね!)" と手を振ってくださった彼女の笑顔を今でもよく覚えています。この経験から間違いを恐れず挑戦を重ねれば能力は必ず上達することに気がつき、今後は英語だけでなくそれ以外のことにも自信を持って果敢に挑戦したいと思うようになりました。
広島空港でも通訳のボランティアを行いました
今回の経験を経た今、今後の目標や将来のキャリアについてはどのように考えていますか。
将来は客室乗務員をはじめとした航空関係の仕事に就きたいと考えています。だからこそ広島空港でのボランティアは私にとって大変有意義な時間でした。航空業界の皆様が働く姿を間近で拝見し、この業界で働くことへの想いがさらに強くなっています。そのためにも大学卒業までに英語を使う機会をより増やしたいと考えています。具体的には、今回の通訳ボランティアのように英語を用いたボランティア活動に積極的に参加したいです。英語力と人間力のさらなる向上をめざして残りの大学生活を過ごしたいと思います。
最後に、高校生や大学生へのメッセージをお願いします。
もしほんの少しでも興味を持っていることがあるならば、ぜひ挑戦してみて欲しいです。私が今回のボランティアに挑戦したのも崇高な理由があった訳では決してなく、単に「通訳ボランティアって何だか面白そう」という軽い動機でした。しかし活動を通して、参加決定当初は考えもしなかった数々の体験をすることができ、自身の視野を広げることもできました。初めの一歩を踏み出す時は誰でも不安になるものですが、どんなことにも失敗はありません。だから恐れる必要もないのです。物事を始めるために必要なのはほんの少しの好奇心と勇気だけです。みなさんにはたくさんの挑戦と経験をして、喜びと学びのあふれる人生を歩んでほしいです。
1日のボランティア活動を終えて--充実感でいっぱいの笑顔です
RE had a really valuable experience using her English ability to help overseas visitors and Hiroshima, too. It is great to see our students being so active and taking on new challenges, and that is something we encourage greatly in the Department of International English.
(REさんにとって、英語を使って海外からの訪問者をサポートするこの経験は貴重なものとなりました。彼女ようにそれぞれの学生が、国際英語学科での学びを通して英語力を身につけ、好奇心や興味を広げ、さまざまな挑戦ができるようになってもらいたいと思います。)