2021年3月1日をもって2022年度の企業採用活動が正式に解禁されました。そこで、航空業界と放送業界の2つに焦点をあてて、現在就職活動を進めている4年生2名と、これから準備を本格化する3年生2名に、それぞれの現状や抱負を述べてもらいました。
それでは、それぞれの活動の状況をみてみましょう。
国際英語学科4年(Iさん)
私は客室乗務員になるための就職活動をしています。3年生の春休みに広島空港のANAでインターンシップに参加した経験から、この業界についてより興味を抱きました。現在は、様々な航空会社の情報を調べたり、SPIやTOEICなどの各種検定試験の勉強をしたりしています。しかし、航空業界はコロナ禍において大きな影響を受け、昨年度は大手航空会社が新卒採用を中止したこともあり、この先の不安はとても大きいです。しかし、最後まで諦めずに悔いの残らない就職活動を行いたいと思います。
国際英語学科4年(Nさん)
私の志望職種はアナウンサーです。選考結果が届くたびに、この業界は本当に狭き門であるということを痛感します。受験に失敗したことが尾を引いて、1年生の時は将来の夢も目的意識もなく優柔不断な生活を送りました。しかし、2年生からは気持ちを新たにして、テレビ局のコンパニオン、報道部でのアルバイト、新聞社のリポーターなどを務めることにより、新たな道を切り開こうと努力しました。3年生の春休みにはキー局や準キー局のインターンシップにも参加しました。運よく日本テレビと名古屋テレビの書類選考を通過しましたが、引き続き全国の放送局に応募する予定です。絶対に内定をめざして頑張ります。
国際英語学科3年(Tさん)
入学当初は、将来について具体的な夢がありませんでした。しかし、CSPでエアラインを選んだことがきっかけで航空業界に興味を持ち、客室乗務員になりたいという大きな夢を持つことができました。高みを目指すことは決して簡単ではありませんが、その過程が自分に様々な可能性を与えてくれると信じて、TOEICや中国語に力を入れて日々勉学に励んでいます。コロナウイルスの影響で希望の職種に就くことが厳しくなったとしても、他の業界でも通用する力を身に付けるために気を引き締めて頑張りたいです。
国際英語学科3年(Kさん)
私は、幼い頃からの夢である客室乗務員をめざして勉強しています。英語に加えて、一年次に受講した韓国語も継続して学習するなど、自分の強みを増やすために、同じ夢を追いかける仲間と切磋琢磨しながら何事にも積極的に取り組んでいます。新型コロナウイルスの影響により、航空業界だけでなく見通しが立たない業界が他にもたくさんあります。厳しい状況がしばらくの間続くと思いますが、たとえどんなに時間がかかっても自分の夢を実現するまで諦めずに、できることを続けていきたいと思います。
2021年度採用においては新型コロナウイルスの影響により、航空業界や観光業界の新卒採用が中止されるという予期せぬ事態に追い込まれ、企業の採用活動が引き続き制約されることが予想されます。しかし、国際英語学科の学生たちはそのような困難にもめげず、長年抱いた自分の夢を実現するために地道に努力を重ねています。
Where there is a will, there is a way. (意志あるところには道がある。)と申します。強い精神力と並々ならぬ努力でこの窮状を乗り超えて、それぞれの目標を必ず達成して欲しいと学科教員全員が心から祈っています。
*CSP(キャリア・スタディ・プログラム)については本学の関連ページをご覧下さい。