人文学部 国際英語学科 ニュース

希望のキャリアに向かって〜旅行代理店でのインターンシップ〜
キャリア・スタディ・プログラム

大学生は、大学での授業以外にも様々なことに取り組んでいます。今回の記事では、国際英語学科3年生にこの夏に体験した旅行代理店でのインターンシップの様子を報告してもらいます。

このインターンシップは、キャリア・スタディ・プログラム(通称CSP)で1年次後期から2年次末までの1年半、7つの業界ごとにクラスに分かれてその業界の知識を修得し、英語力を高め、その集大成のCSPインターンシップとして、企業や団体での職業体験を行ったものです。7つの業界のうちの一つが観光業で、今回のインターンシップでは2名の学生がひろでん中国新聞旅行で研修を行いました。

インターンシップでは、カウンター業務や、取引先への営業の同行、旅行の企画、子供向けの英語学習プログラムの教材づくりなど、様々な部署の仕事に携わり、教室の中での学びではわからない、旅行業界の業務の多様さに触れることができたようです。

それでは、2名の学生の体験談をご紹介します。

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カウンター業務でお客様への接客や案内を行い、コミュニケーションの難しさと面白さを体感しました。

私は今回のインターンシップで、笑顔で挨拶や接客を行うことやどんな業務でも常にお客様の立場で物事を考えることに最も力を入れました。その結果、インターンシップで自分の長所であるコミュニケーション能力をさらに磨けたと同時に考える力を十分に養うことができ、自分自身の成長に繋がりました。

またインターンシップを通して、旅行業界の知識はもちろん、働く上で大切な知識など多くの事を学ぶことができました。その中でも、ツアー企画や観光案内など様々な業務を実際に体験させて頂いた際、どの業務も会社の利益とお客様のニーズの両立を大切にしていることが分かりました。

インターンシップで学んだ多くの事を就職活動や社会人になった際に生かし、会社にもお客様にも貢献できる人材になりたいです。(H.H.さん)

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旅行会社主催の子供向け英語学習プログラムの教材の準備の様子。

私は旅行業に興味があり、今回のインターンシップでは旅行業の業務理解を深めることを目標として参加しました。以前から旅行業について調べていましたが、実際にインターンシップで営業部や商品企画部の業務を体験することで知ることができた業務が多くありました。社員の方々からお客様と接する際の心得や仕事のやりがい等のお話をうかがい、ホスピタリティの精神を持つことが大切であるということを学びました。

また、ツアープランニングを体験し、広い視野で考えることが必要であると気づき、様々な資料から観光スポットを見つけ出したりお客様のニーズを考えたりと試行錯誤しながら完成させたことで柔軟な思考力を身に着けることが出来たと感じます。

今回のインターンシップで多くの経験と知識を得ることができ、学んだことをこれから活かしていきたいです。(Y.M.さん)

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インターンシップで学んだことを踏まえて、自ら旅の企画を行い、プレゼンテーションを行いました。

二人とも、それぞれ目的意識を持って今回のインターンシップに臨み、観光業界の仕事だけでなく自分自身に関しても多くの発見があったようです。

新型コロナウィルス感染症の流行により、人との関わりを持つことが難しく、また観光業が大きな影響を受けていることもあり、インターンシップの実施も危ぶまれていましたが、そのような中でもひろでん中国新聞旅行の皆様のおかげで2週間の研修を実施することができました。

今回の研修で感じたこと、学んだことを、これからの学生生活や就職活動などの様々な場面で活かしてほしいと期待しています。

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