イギリスのマンチェスターで実施される国際教養学科の「海外英語教育インターンシップ」。(※2018年度開設される国際英語学科「海外研修Ⅱ」に引き継がれます。)
この研修では、1か月に渡りホームステイをしながら語学学校で英語を学び、現地の小・中学生に英語で日本語・日本文化を教える経験をします。
今年度の研修の様子を4回シリーズで紹介します。3回目は、エクスカーションの様子です。
周辺地域へのエクスカーション
ヨーク
イギリスに来て初めての遠出は、8月26日(土)のヨークのツアーに参加することでした。
移動時間にはヨークに関するクイズや、近くに座った人に日本の飴をあげて交流を始めました。車窓から見る広大な草原や牛・羊の群れに驚きました。
到着後、城壁を歩いたり歴史的な建物を見学し、自由時間にイギリスの伝統的な家庭料理「ヨークシャー・プティング」を食べました。
湖水地方
9月2・3日(土・日)は文学者達が愛したことで有名な湖水地方を訪れ、ピーターラビットに関係する場所を巡りました。ウィンダミア湖はとても穏やかで快適な所でした。その湖をフェリーカーで渡り、ビアトリクス・ポターが77歳で亡くなるまで住んでいた「ヒル・トップ(Hill Top)」を見学しました。
挿絵のモデルになった場所も確認できるようにしてあり、物語の世界観に浸ることができました。
2日目は、絵本のシーンがそのまま再現されている「ビアトリクス・ポターの世界」というアトラクションを体感できました。ミュージカルも運よく最終日で行われており、英語での劇を観ることができました。
エジンバラ
スコットランドの首都エジンバラには3泊4日滞在しました。ニュータウンにあるホテルに泊まりながら、オールドタウンを散策しました。エジンバラ城内にある建物に沢山入って歴史を学び、丘からの絶景を堪能しました。そこからの眺めは街の作りがよくわかり、谷を挟んで全く違うことがとても印象的でした。その後、伝統芸能やマーケットを覗いて、ホリールード宮殿の見学もしました。
スコット・モニュメントから街を望む。
また、ウィスキーで有名なレストランで羊の内臓の肉を使った伝統食である「ハギス」を味わいました。
リバプール
マンチェスターから電車で50分のところに位置する港湾都市、リバプールを訪れました。
ここでは、リバプール大聖堂、チャイナタウン、リバプール博物館、ワールドミュージアムに行きました。
リバプール大聖堂は、写真1枚に収めることが難しいくらいとても大きかったです。
リバプールはビートルズの出身地としても有名なので、リバプール博物館には展示コーナーもありました。
港湾都市というだけあって、広大な湾が広がっていました。
チェスター
イギリス中世都市、チェスターにも行きました。チェスターでは、チェスター大聖堂、城壁、時計塔を訪れました。
チェスターは歴史を感じる落ち着いた街です。白壁に黒木枠の特徴ある建物が並んでいます。この繋がった建物の2階に歩道があり、歩くこともできました。大道芸をする人も多く、至るところで盛り上がっていました。
大きな通りの中心には、立派な時計塔もあり圧倒されました。街を取り囲む長く続いた城壁も歩きました。
ロンドン
イギリス滞在中最後に、ロンドンを訪ねました。バッキンガム宮殿、ナショナルギャラリー、トラファルガースクエア、コヴェントガーデン、ハイドパーク、大英図書館、パディントン駅、大英博物館、キングスクロス駅、タワーブリッジ、ロンドン塔、ロンドンアイ、ビックベン・・・など、滞在期間は短かったですが、多くの観光名所をめぐりました。
やはり世界でも人気の観光都市ということで、多くの観光客であふれていました。バッキンガム宮殿では、かの有名な衛兵交代式を見ました。大英図書館では、実物のマグナカルタ、大英博物館では、ロゼッタストーン、エルギンの大理石を見ることができました。なかなか見ることができないものに触れ、よかったです。キングスクロス駅では、ハリーポッターで有名な9 3/4のホームも訪れました。世界遺産のビックベン、時計塔も見に行きました。大きな観覧車のロンドンアイとともにライトアップされていてきれいでした。
まだまだ訪れたいところはありましたが、街ごとにその成り立ち、歴史、文化の違いを感じることができ、一つ一つ価値のある場所を訪れることができ、とても満足です!
中原
最終回は、学校でのインターンシップの様子を紹介します。