2017年度アジア・アフリカフィールドワークの渡航先は、広島女学院大学では初のアフリカ、ザンビア共和国です。
国際教養学科から3・4年生6名が参加しています。
(※2018年度からは生活デザイン学科地域デザインにおいて同様のフィールドワークを行います。)
学生による6・7日目の研修内容のレポートです。
6日目 9月1日
ローワーザンベジ国立公園へ向かい、サンセットクルーズを楽しみました。
ローワーザンベジ国立公園はザンビアの南東部に位置し、ザンベジ河沿いにある国立公園です。
午前8時頃、ローワーザンベジ国立公園へ向かうため首都ルサカを出発しました。最初は舗装された道路でしたが国立公園に近づくにつれ、地面むき出しのデコボコ道が続きました。砂埃のなか、体を揺すられ到着したのは出発から6時間後の午後2時頃でした。
そして午後4時、私達は船に乗り込み、ガイドの方と一緒にザンベジ川をクルージングしました。
水しぶきを上げながらザンベジ川を進んでいくとゾウの群れを見つけました。木の枝をしならせ葉を食べるゾウや水を浴びるゾウなど、自然の中でのびのび暮らす姿を間近で見ることができました。
動物を観察しているうちに日が沈み始め水面に映る夕日と木々の影が美しく、アフリカの自然の素晴らしさを肌で感じました。
7日目 9月2日
ザンビア滞在7日目は待ちに待った野生動物観光を体験しました。
国立公園では、インパラやクドゥ、ゾウやカバ、バッファロー、ウォーターバックなどたくさんの動物を見ることができました。
そして、幸運にもライオンも見ることができました。
ライオンは寝ているとまるで大きな猫のように見えてとても可愛かったです。
川沿いを進んでいたときに、車のタイヤが砂に埋もれるというハプニングにも遭遇しました。
砂から脱出するために全員で車を押すという思い出に残る出来事もありました。
帰り道には、子連れのゾウと遭遇したときには、母親のゾウが子供を私から守ろうとし、威嚇のために大きな鳴き声をあげました。
とても驚きましたが、貴重な鳴き声だと思い運がいいと感じました。
今日は一日、朝早くから慣れない凸凹道を進み続けました。
国立公園では、日本の動物園ではなかなか見ることができない自然な動物の姿を見ることができ、貴重な経験になりました。
そして、知らない動物を知る機会になったり、日本ではなかなかないハプニングに遭遇するなど思い出がたくさん出来、素敵な1日を過ごしました。
3年 福島友紀、渡邉愛梨
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幸いにも、全員大きく体調を崩すことなく、ザンビアの自然や文化を思う存分楽しんできました。
明日は最終日のレポートをお届けします。
引率 伊藤千尋