8月16日から29日まで、国際教養学科GSEメジャーの「Global Village Field Experience」がベトナムで実施されました。
1年生8人・4年生1人が参加し、14日間で、5つの都市・地域を訪れました。
現地での研修の様子を、地域ごとに5回に分けてGSEメジャー1年生 折本さんがレポートします。
1日目~3日目 フエ
16日の朝、関西空港からベトナムの首都ホーチミンへと飛び立ちました。5時間のフライトに続いてホーチミンから飛行機で一時間半かけてダナンという都市に行き、そこからさらに2時間ほどバスに揺られ、夕方にようやく最初の目的地であるフエという都市に到着しました。その日の夜はPerfume Riverというフエを代表する有名な川を臨むレストランで夕飯をいただきました。
17日、フエ市内を観光しました。Dragon Boatという、ドラゴンを模したボートでPerfume Riverを下り、世界遺産に登録されている帝陵や寺院、王宮を見学しました。中国様式の調度品がそろえられた王の間の床は、フランス様式に張り替えられていて、東洋と西洋の影響を受けた歴史的背景を読み取ることが出来ました。
帝陵
王宮
18日。
様々な環境問題を抱えているベトナムですが、その環境保全に取り組んでいるNGOのオフィスを訪ね、オーガニックの野菜や果物、またそれらを加工した商品を取り扱っているお店を見学しました。その後、Duc Son Pagodaという、尼寺が経営する、戦争で親を亡くした子供たちのための孤児院を訪れました。昼食のおもてなしをいただいたお礼に日本から持参したそうめんを子供たちにふるまいました。そうめんはとても好評で、あっという間になくなりました。大学で寄付を募り、集まった絵本や文房具などを届け、持参したおはじきや縄跳びで、子供たちと遊びました。
夕方にはオーガニック農法で野菜を育てている農園へ行き、堆肥づくりを見学したり、鋤を使って畝を耕したり、種をまいてシートを被せたりといった農業体験をしました。
GSEメジャー1年生 折本鞠香
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翌日はダナンへ移動し、ホーチミンの大学に通う学生と合流し、一緒に研修を行います。