8/22(月)から2日間、情報科学メジャーで実施したフィールドワークを紹介いたします。
今年は大阪科学技術館、象印記念館、パナソニック歴史館を見学して帰りました。
1日目 大阪科学技術館で 待ち合わせました。全員集合してから「体力測定用紙」をもって館内を見学して回りました。体力測定の装置の周りをぐるぐる回って測定しながら様々な展示がみられるようになっていました。
放射線の話では原子力発電の方法や放射能についても学習できるようになっています。その他、新しいICTを利用したゲームなども展示があり、特にバーチャルのトランプなどで子供でも分かりやすい展示方法や説明になっていました。遊びながら学習と体験ができる技術館でした。「体力測定」の結果は、年齢で出力されました。
2日目は 象印記念館とパナソニック歴史館を見学しました。象印記念館ではマホービンの歴史を説明していただき、戦前から戦中戦後と技術がどのようにして継承されてきたのか、また進化してきたのかについてを聴きました。
マホービンの仕組みでは真空の実験装置が展示してあり、真空になるとボールや羽、紙などがどのような状態になるのか実際に目でみて確認することができました。
最近では有田焼とコラボして、旅館で利用されるポットなども作成されているということでした。特に最近では、個人で飲み物をもって歩く人が多くなっていますので、個人用のポットが開発されていました。
全体の説明ビデオも視聴して、最後に記念品をいただきました。タイマーかホワイトボードなどから選択してそれぞれが記念に持って帰りました。ありがとうございました。
最後に会社の前で記念写真を撮影しました。
最後はパナソニック歴史館でした。電気ソケットの開発から始まって、電気洗濯機、掃除機、テレビ、冷蔵庫、電子レンジなどど主に家電を開発してきました。その後、電動自転車や、コンピュータなども開発しています。ICT技術も含めて様々な技術を取り入れたパナソニックホーム(家)も建築して、最新の技術でIoTを取り入れた自宅を建築することもできるようになっています。多くの展示はビデオや実物展示でしたが、時間をかけて見学できるようになっていたり、スポットで展示物の前に立っているひとだけに音声が聞こえる仕組みなど、展示にも工夫と自社の技術が多数使われていました。歴史館だけあって、古い電気製品から新しい電気製品までの歴史を実際に見ながら学習することができました。
最初に開発されたPCやビデオ機器の展示では、最近の機器に比較して大きいことに進化を感じることができました。
これらもすべてICチップの技術的な進化による小型軽量化が行われていることが実感できました。家電は見たこともないような古いものも展示してありました。初期の家電の様子が手に取るようにわかる展示内容でした。
最後に多くの情報はすべてビデオで選択して説明を受けることができるブースが用意されていました。時間があればすべてを見ていくと日本の家電製品やコンピュータの歴史がよく理解できることと思います。
2日間と短い間でしたが、新しい技術の展示を含めて電気製品の歴史も学習することができました。新しい技術や製品は、すべてこれらの古い歴史を経過して進化してきたものであることが理解できました。