第3回「広島イラン愛と平和の映画祭」のイベントに参加しました
英語系
8月6日~12日に開催された第3回「広島イラン愛と平和の映画祭」のイベントにスパイサー先生と広島女学院大学の学生代表5名が参加しました。
今回学生が参加した8月8日には、イラン出身の著名な映画監督マズィヤール・ミーリー氏(代表作:『法の書』(2008年)『絵の中の池』(2012年))がイランにおける映画製作とその思考過程について講演をされました。2時間の講演では監督自身の映画製作における哲学やテーマ等についてお話しいただき、とても意義深い講演となりました。
その中でもジェンダー、家族、文化等様々なトピックを扱い、監督がイラン国内のみならず、国外の観客を魅了する作品をどのように制作しているのかという興味深い内容でした。
講演の後のQ&Aコーナーでは参加した広島女学院大学の学生から、イランでの映画の検閲、監督が映画のジャンルをどのように用いているのか、又、イランにおける女性映画監督の地位等の質問が出ました。
学生の質問に熱心に答えてくださったミーリー監督に感謝するとともに、このような機会を与えてくださった、津谷静子理事長及び田熊直子理事をはじめとする主催NPO法人モーストの皆さまありがとうございました。今回参加した学生たちは、映画製作に関わる監督の多大なる努力や苦労を知り、またイランの文化について今まで以上に学び大変充実した1日となりました。