キャンパス見学会
2022年12月9日(金)、広島女学院中学高等学校から7名の生徒さんが、本学のキャンパス見学会にいらっしゃり、体験授業に参加されました。
日本文化学科では、「調べてみよう!日本文学とクリスマス」というタイトルで、私、日本近現代文学専門の足立直子が授業を担当し、私のゼミ生で女学院中高卒業生Mさんがアシスタントを務めてくださいました。
当日は、まず、女学院中高卒業生のMさんによるバイオリン演奏「きよしこの夜」でおもてなしをしました。この日のために、Mさんはかなり練習をしてくれたそうです。
次に、クリスマス気分に浸っていただくために、受講生の皆さんに手作り「キャンディレイ」をお贈りしました。受講生の皆さん、とっても喜んでくださってうれしく思いました。
授業では、日本においてクリスマスがどのように受容されていったのかを押さえた上で、実際、皆さんにパソコンを開いてもらって、調べ学習を実践しました。特に、日本で初めて、サンタクロースの絵が書かれた「さんたくろう」という書籍について、「国立国会図書館デジタルコレクション」から閲覧をしてもらい、これについてはかなり興味をもっていただけたようです。最後は、太宰治の「メリイクリスマス」を読み、しみじみとした気持ちになりました。
終始、熱心に授業を受けてくれた受講生の皆さん、この日のためにいろいろと準備をしてくださったMさん、本当にありがとうございました。Mさんが、女学院中高から引率でお越しくださった先生と親しくお話をされているのを見て、私も胸が熱くなりました。今後も、女学院ファミリーの繋がりの中で、有意義なイベントができますよう頑張っていきたいと思います。
(文責:足立直子)