人文学部 日本文化学科 ニュース

表彰アーカイブ

日本文化学科3年生の宮本桐華さんが、第5回全国大学生俳句選手権大会(鈴木しづ子顕彰記念事業)で審査員特別賞を受賞され、犬山市民文化会館ホールで行われた授賞式に招待されました。

テーマは「駅」で、受賞句は「改札の 先に故郷の 夏祭り」でした。

壇上で、会長より賞状を授与された後、次のようにコメントしました。
「この句は母の実家である芦原温泉駅の風景を詠みました。駅には夏祭りの本陣飾りが飾られ、それを見ることにより、ふるさとに帰ったことを実感することができます。昨今の新型コロナの状況の中で帰省するのも難しく、さみしい思いもあります。読み手の方々それぞれの故郷を重ねて読んでいただけるとうれしく思います。」

全国大学生俳句選手権には、毎年、日本文化学科の2年生の必修科目である「日本語学概論Ⅰ」の受講生全員が投稿しています。授業の中で、歌語や季語などの位相語について学ぶことがあり、実際に俳句を作ることで季語を身近に感じてもらう目的で行っています。全国レベルの大会で評価してもらうことによって、より質の高い実践的授業が行なえると考えています。この実践的授業を始めて、3年目になりますが、毎年、多くの学生が受賞しています。グランプリの受賞を目指して、今後とも、続けていく予定です。

受賞された宮本さんは、「テーマが駅だったのでまず浮かんだのが母の実家近くの駅でした。その駅に帰省することをイメージしながらこの俳句を作りました。テレビで俳句を作ることが注目を浴びており、それを授業で実践でき、しかも賞をいただけて本当にうれしいです。17音の中で表現される世界こそが俳句の面白さだと思います」とも話していました。

全国大学生俳句選手権大会2022.jpg

(文責:柚木靖史)

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2022年10月4日(火)、創立記念礼拝の中で、ゲーンス学術奨励賞授与式が執り行われました。この賞は、建学の精神の体現者として活躍し、かつ、学業において優秀な成績を修められた方に、各学科の4年生から1名ずつ表彰されるものです。日本文化学科からは、岡本安未可さんが受賞されました。
今回は、岡本さんに、受賞にあたって現在のお気持ちや、大学生活での取り組みなどについてお話しを伺いました。

ゲーンス学術奨励賞授与式にて

Q.岡本さん、まずはゲーンス学術奨励賞の受賞、本当におめでとうございます。まずは今のお気持ちを聞かせてください。
大学に入学する前からこの賞の存在は知っていました。この賞をいただくことは大学入学時からの目標の1つでもあったので、ご連絡をいただいたときは本当に嬉しかったです。

Q.岡本さんと言えば、本学のTVCMへのご出演が印象的ですが、ゼミの指導教員としては、やはり1年生の時から一貫して、ひたむき、かつ、熱心に勉学に取り組まれてきた姿勢がひときわ素晴らしかったと思っています。岡本さんご自身は、大学生活を振り返って、どのように感じていらっしゃいますか。
新しい知識や経験を得たいという気持ちは、一貫して持っていたように思います。生活面では大学の広報活動、学習面では教員免許の取得に励んできました。様々な活動を通して、自身の成長に繋げることができたので、積極的に新しいことに挑戦していくことは今後も続けていきたいと思います。

教育実習にて

Q.では、最後に、後輩たちや、本学を志望してくれている皆さんに何かメッセージをお願いします。
どんなに小さなことでもいいので、とりあえず目標を持ち続けることが大切だと考えています。また、新たな環境に飛び込んでみることで発見できることもたくさんあります。何事にも恐れずに、まずは挑戦してみてください。応援しています!

岡本さん 大学案内.jpg

ありがとうございました。大学生活も残り少なくなりましたが、まずは納得のいく卒業論文を書き上げましょうね。これからもさまざまな場面でご活躍くださることを期待しています。

*岡本さんが登場する本学TVCMは以下のリンクからご覧になれます。
 広島女学院大学TVCM「連れ出そう!新しいジブンを」編

(文責:足立直子)
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