学外授業 広島現代美術館へ「キャリア・スタデイ・プログラムⅢJ」
授業紹介
12月の半ば、学外授業として、比治山公園にある広島市現代美術館に参りました。「キャリア・スタディ・プログラムⅢJ」の授業です。
自分の生き方を考えるキャリア科目の中の最終科目。専門科目以外の必修科目です。
現代社会に向き合って生きる自分像をデザインする
「キャリアⅢJ」は、これから先、現代社会に向き合って生きる自分像をデザインする学びです。
毎回の授業では、「地域共生」「情報」「法律」「経済」「生命」「環境」「多様性」といったジャンルから選んで、新聞記事から始めて調査レポートを作成、みんなでディスカッションをしています。
履修者は3名。再履修科目なので少人数です。(大学では、コンプリートできなかった科目は再履修いたします。)
年齢も、再履修になった理由もそれぞれ違いますが、いつも明るく深く、レベルの高いディスカッションが行われています。毎回楽しみな授業です。
そこで「現代社会についての芸術表現に触れよう!」というわけで、学外授業へ。
広島市現代美術館へ
現代美術館は、履修者の皆さんの希望でした。
リニューアル間もない現代美術館の白い空間、
ヒロシマに関わる常設展示、
そして企画展「ガラスの器と静物画」、
それぞれのペースでゆっくり味わうことが出来ました。
アートを満喫した後は、おしゃれなカフェで休憩。話がつきないまま解散いたしました。
心優しい学生さんとのアートなひととき。
本当に楽しくて嬉しい時間になりました。
奇跡のキャンパス
能力や年齢、経歴などなど様々な人が集う、本質的で豊かな学びの場。
この大学は奇跡のようだといつも思います。
学生生活の中で、次第にメリトクラシー(能力主義・業績主義)から解き放たれ、いつの間にか自分の生き方を見つけて、思い思いの形で活躍し始めるたくさんの学生さんたち。
キャンパスの美しさのせいもあるかなと思っています。
(文責 出雲俊江)