産学協同の学びを生かして -伝える力を高める-
2年生の授業「国語科授業実践研究Ⅱ」では、4回にわたって、受講生がポスターセッションを行いました。これまで続けてきた取り組みですが、今年は、10月5日に行われた「産学協同ポスターセッション京都大会」での学びを生かすことを、第一の目標にしました。
授業のはじめに、この大会で発表した前川結香さん、平嶋ゆきさんのポスターを掲示してそこから学んだ後、前川さんに当日の発表を再現してもらいました。また、セッションで学んだ次の点をこの授業に生かすことを、受講生全員で確認しました。
・ポスターは、情報を盛り込みすぎず、シンプルで趣旨がよく分かるものにすること。
・自分の発表で、聞き手の心に何を残したいかを明確にし、そこから発表内容や話の順序、言葉の選択などを考えること。
今回の授業では、この点を意識し、チェックしながら発表を行ったことで、それぞれが伝える力を高められたと感じています。
来年度も実の場としての産学協同ポスターセッションと練習の場・鍛錬の場としての大学の授業を結んで学びを進めたいと考えています。