わくわくする面白さ!-ブックトーク2-
第2回のブックトークでは、様々な本の「面白さ」にふれることができました。
ハラハラ、ドキドキの展開が続き、最後の数頁になって真相が分かる面白さ。個性ある語り手の語り口の面白さ。題名にしかけられた作者の企みに気づく楽しさ。自分も含めてみんなが知っている事柄や多くの人が経験してきたことの意味を、あらためて再発見する面白さ。映画化された作品と原作の違いに気づく面白さ。好きな作家の本を持ち、その作品にのめりこめることの幸せ。多様な角度から読書の楽しさが語られ、フロアからも活発な質問や感想が出されました。
取り上げられた作品も、文学賞を受賞した話題作、外国文学の古典、同年代に広く読まれた感動作、生き方を教えてくれた本、美しい装丁に見入ってしまう本等々、多彩で広がりのあるものでした。「本って、こんなにおもしろいんだ」、「たった一冊で本のおもしろさを知った」、複数の学生から出されたこれらの言葉が印象的でした。