わたしが大切にしてきた本―ブックトーク1―
1年生のブックトークが始まりました。学生はそれぞれにとって思い出深い本を紹介しました。
どれも心惹かれるものでした。小さな頃に読んでもらった大切な絵本も何冊か紹介され、読み聞かせが始まると、教室が温かい空気に包まれました。
何度も何度も読んで痛んでしまった本を修繕してもらい、今も大切に持っているという話がありました。家族から送られた世界に一冊だけの本のお話もありました。「絵本には、短いお話の中に大切なものが詰まっている」、「この絵本から、何をするにしても近道をしてはいけないと教えてもらった」等の言葉が、心に響きました。
自分が打ち込んできた部活動の競技に関わる本のお話も、実感のこもったものでした。
また、数学に関わる本の説明では、黒板がうまく使われ、授業を受けているような気分になりました。
お気に入りの作家の関連性のある本の紹介もユーモアを交えてなされ、「読んでみたい」という気持ちになりました。
ネタバレにならないよう、ちょうどいいところで、「続きは読んでください」で結ばれ、読んでみたいと思った人も多かったようです。何冊かの本は、その場で貸し出されました。
次回の発表も楽しみです。引き続き紹介したいと思います。