2016.10.20
DREAM JOB INTERVIEW ❷
山口県立熊毛南高等学校 出身
国際教養学部 国際教養学科 3年
関本 梨乃 さん
「教員を目ざしてるのに、人前で喋るのが苦手なんです」と笑顔で話す関本さん。そんな自分を変えるため新入生の合宿の企画・運営を行う「オリキャンリーダー」になるなど、夢に向かって一直線に頑張るその想いに迫ります。
- —将来どんな先生になりたい?
- 生徒が社会に出たとき自分で考えて行動できる力を、生徒自身が身につけられるような教育ができる先生になりたいです。
- —憧れの先生は?
- 中学生のとき、3年間国語を教えくれた先生です。故事成語の意味をグループで調べて絵を描くとか、みんなでなにかをする授業が多くて、 “国語ってこんなに楽しいんだ!”って思わせてくれました。
- —中学生の頃から先生に憧れていた関本さんが、女学院大学を選んだ理由は?
- 「教師経験のある良い先生方がいらっしゃるよ」って高校の進路の先生に紹介してもらったんですよね。実際に会ってみたら、どの先生も本当に素敵だったので「女学院に行きたい!」って思いました。今、その先生のゼミで、国語の先生になるために頑張ってます。
- —友達の笑顔が関本さんの先生になりたいという気持ちに火をつけたの?
- はい。「できない」から「できる」に変わる、その力になれたことがすごく嬉しかったし、「できた」っていう気持ちをもっといろんな子どもに味わってもらいたい!って思いました。
- —教えるときに、大切にしてることは?
- 相手のペースに合わせることです。どこまで分かってるのか、声をかけながら教えるようにしてます。
- —友達とはよく勉強したり、情報交換したりするの?
- はい。最近は模擬授業をする前に指導案を見せあって意見交換してます。みんな率直な意見を言ってくれるので、落ち込むこともあるけど、私とは違う視点とか、授業の焦点の当て方を知ることができるから、ありがたいし、うれしいです。
- —これだけは友達に負けない!っていう関本さんの得意分野は?
- それがないんです。みんなは特技とか資格をたくさん持ってるんですけど、私にはなにもなくて。だから人一倍頑張らなきゃ!って思ってます。
- —キャリアセンターの方はなんて?
- 「実際に接してみたらいいよ」って塾のインターンシップ先を紹介してくださいました。
- —塾ではどんなことをしたの?
- 他の先生の授業をたくさん見学させてもらって、最後に少しだけ私も授業をさせてもらいました。
- —中学生との接し方は掴めた?
- 塾長から「自然体が一番いいよ」ってアドバイスをいただいたんですけど、たしかに身構えないことが大切だって思いました。こっちが話さなきゃって身構えちゃうと、向こうも身構えちゃうので。自然体でいたら、すぐ名前を覚えてもらえたし、最後には「また来てくれる?」って聞いてもらえたんです。
- —インターンシップの経験を今後どう生かしたい?
- その塾で初めて「コーチング」っていう指導の仕方を教わったんですけど、もっとちゃんと勉強して先生になったときに生かしたいって思いました。だからいまその塾でアルバイトをさせてもらってます。教員採用試験までもう1年をきってしまったので、知識と経験をしっかり伸ばしていきたいです。
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