2017.12.01
DREAM JOB INTERVIEW ❷
福山市立福山高等学校 出身
国際教養学部 国際教養学科 国語教育 3年
板持 有佳 さん
9年間放送部に所属している板持さん。少しでもアナウンサーに近づくためにラジオ局へインターンも。学外でも積極的に活動する彼女の夢への想いに迫ります。
- —将来どんなアナウンサーになりたい?
- みんなに愛される、身近なアナウンサーになりたいと思っています。たとえば取材に行ったときにも普通に話しかけてもらえる、家族のように接してもらえるようなアナウンサーになりたいです。
- —なぜ女学院大学を選んだの?
- 進路に悩んで放送部の顧問の先生に相談したところ、女学院大学の卒業生にはアナウンサーになった方が何人かいらっしゃるというのを聞いて、入れば私の夢に近づけるのかな、いろんな先輩の話も聞けるのかなと思ったので選びました。
- —今いるゼミの先輩にもアナウンサーの方はいたの?
- そうですね、何年か前にアナウンサーになられた方がいるみたいです。放送部の先輩でリポーターをされている方もいらっしゃって、その方にお話を聞かせていただく機会もあったり、女学院大学に入ってよかったなと思います。
- —いつ頃からアナウンサーをめざし始めたの?
- はっきりとは覚えていないんですが、小さな頃からテレビ画面に映るアナウンサーの姿に憧れていました。小学校の卒業文集にもアナウンサーになりたいと書いていたので、小学6年のときにはもう明確な目標になっていましたね。だから、放送部のある中高一貫の学校を受験しました。
- —放送部ではどんな活動をしていたの?
- 中学校では主にアナウンサーをしていて自分で取材したことを校内放送で読む、ということをしていました。高校でも同じようにアナウンサーでしたが、構成から取材、編集まで番組づくりを全て自分たちでしていました。
- —自分の中で夢に対する思いに変化はあった?
- 高校生のときに大会に出る機会があったんです。そのときに多くの人に聞いてもらえたり、講評の場で「話題がおもしろかったよ」と声をかけてもらえて、すごく嬉しかったのを覚えています。こんなふうにもっといろんな人に伝えたいと思うようになり、ますますなりたい気持ちが大きくなったのも、このときです。
- —緊張はしないの?
- やはりたくさんの人の前で話すので緊張はするんですけど、たくさん反応が返ってくるので嬉しさが勝りますね。人が多いと楽しくなります。
- —国語教育での学びはどんなもの?
- 主に中高の模擬授業や、日本語教員の資格もとる予定なので海外の方に日本語を教える模擬授業もしています。一人で50分の授業をすることもあるので、教材選びや授業の構成など入念な準備が欠かせません。中学生に向けた授業では絵を多く使うなど、授業を受ける人に合わせてさまざまな伝える工夫をします。
- —将来につながる学びはある?
- 日本語についての学びはもちろんですが、1年の頃にはプレゼンテーションの授業をとっていました。今は授業ではありませんが、先生から声がかかれば行事などで司会進行をさせていただいています。
- —授業やプレゼンテーションでためになったことはある?
- 原稿を読むというよりも、人に話しかけるような話し方をすることで伝わりやすくなるなど、伝えるための基礎的な力は身についたかなと思います。
- —授業以外で学内の制度で活用したものは?
- 1年間学生チューターとして中国人の留学生をサポートしてきました。
- —チューターをしていてよかったことはある?
- 普段気づけない日本語の細かい部分や正しい使い方など、違う視点から考えるきっかけになりました。たとえば、LINEなどで何気なく「ごめんね」とか使ったりしてるじゃないですか。その子にもいつもの感じで「ごめんね」って送ったら、「なんで謝ってるの」って返ってきて「あ、確かに特に意味もなくつけてる!」って気づきとてもいい経験ができました。
- —在学中にしておきたいことは?
- 今しかできないことに挑戦したいと思っています。現在、関わっているコンパニオンの仕事で笑顔でいることの大切さを知ったので、今は笑顔でいることに挑戦しています。学内では卒論のテーマを「インタビュー」にする予定で、インタビューについていろいろと研究して上手く話を引き出せる人になりたいです。あと、きれいな言葉を使いたいなと思うので日本語について、もっと知っていきたいです。
※この画面の情報は、すべて取材した時点でのものになります。